今日の本は、子育てハッピーアドバイスです。
今から、6~7年前、初めての出産、初めての育児を経験して、闇にはまってしまった時にお世話になった本です。
出会いは、古本屋さんで、何気なくの視線の先の本棚の最上段に、「子育てハッピーアドバイス」のシリーズがどどどどどっと並べられていました。
その時の私は、子供を産んで育てるという未知の領域にふみこんでいたわけですが、初めての経験にどうしていいのよくわからず、なのに無駄なプライドが邪魔をして人に頼ることもできず、他人を信用することもできず、そこに睡眠不足もあいまって、どっぷり闇の中でもがいていました(振り返れば、私が自分をそういう状況においこんでたんですけどね(笑))
なので、その時の私には、目に入ったその本の題名である「子育て」と「ハッピー」が結びつくはずもなく。。。。。。。あえていうならば、子育て=子供はすっごいかわいいんだけど、だけど、だけど、たいへん、つかれる、ねむい、やりたいことできな~い、忍耐などなど。。。。。(ごめんね、子供たち笑、)と、どす黒いキーワードがイメージされるわけです(笑)
どうしても、今の私の状態とは、かけ離れたイメージの「子育てハッピーの」キーワードが気になった私。最上段のその本をステップを駆使して何とか手に取り(笑)ました。表紙は、なんともこれまたハッピー幸せオーラ満載の子供たちの笑顔あふれるイラストで、その表紙を少し複雑な思いで眺めた後、よしっ!(なんか開くのに勇気がいったのを覚えています。もし、この本を読んだら、私、今まで間違った育児をしてきちゃったって後悔するんじゃないか、って思って)と、出だしをぱらぱら。
無事に購入して、さっそく読んでみると、本を開く前の心配はまったく不要なものでした。本の中には、その時の、私と子供をすくってくれる、楽にしてくれる、そしてハッピー(笑)幸せにしてくれる言葉であふれていました。(後日、古本屋さんで売ってくれていた残りの子育てハッピーアドバイスシリーズも買っちゃいました(笑))
今、長女は小学校1年生、次女はもうすぐ3歳になりますが、この本(シリーズ)はいまでも何回も見返して、助けててもらっています。
この本の中で、こどもと親にとって一番大切なものは、しつけや勉強などでなく、こどもと親それぞれに、自己肯定感(自己評価、自尊感情ともいうそうです)が育っているかだそうです。
自己肯定感とは、自分は生きている意味がある、自分は大切な存在だ、自分は必要とされている、という感覚です。
この本と出会えて、いちばん感謝していることは、自分の自己肯定感が低かったんだなぁということがわかったこと。自分に自信がもてないから、子供に対してもつい怒っててしまう、自分が不安だから、イライラしてしまう。それがわかったことは、この後の育児においても、また私自身の人生においても、大きく響いています。そして、これがきっかけで、自己肯定感というものについても、いろいろな本を読んで学び、実生活では、こどもと自分の肯定感アップに奮闘中です(笑)。
この本は、子育てのどのタイミングで読み始めても救いがある内容だと思います。なので、もし子育てで迷ったときはぜひ手に取ってみてください。