今日紹介したい本は、「嫌われる勇気」。
今から5~6年前くらい、長女を出産した前後で出会えた本です。
この本に出合うまでの私は、何をするにも、何を決めるにも、とにかく人の目を気にしていました。自分の気持ちなどそっちのけで。。。こうしたら、どう思われるだろう、こう言ったら嫌われるかな、自分のことを人から良い風に思われたいから、かっこつけてうそついちゃったり、見栄を張ったり。。。。。
そして、何かを始めたいと思った時にも、どうせ私にはできないから、やってもどうせ失敗するし、今は忙しいから、きちんとタイミングをはかってとか、お金がないとか。。。言い訳ばかりで、何一つはじめられない。ただただ、慣れ切った生活から、未知の領域へ踏み出す勇気を持てずにいました。
本の内容は、全編「青年」と「哲人」の対話形式で進んでいきます。私には難解な箇所がいくつかありましたが、それでも一回目読み終えた時に、今までの自分の考え方がすぅーっと薄くなっていくような(笑)、なんかうまくいえませんが、そんな感じがして、体が楽に心が気持ちよくなったのを覚えています。
いまでも、まだきちんと理解できていないところもあります、悩んで読み返すこともあります。ただ、この本との出会いを境に、私の生き方はガラッとかわり、そして楽になりました。
この本の文中の、第三夜~他者の課題を切り捨てるの章で出てくる、「あなたは他者の期待を満たすために生きているのではない」、他者もまた「あなたの期待を満たすために生きているのではない」という言葉と、「お前の顔を気にしているのはお前だけだよ」というお婆さんの言葉(課題の分離)、自分の課題と他者の課題を分離するという章は、(すごくかいつまんで紹介して申し訳ありませんが)私の心に響きわたりました。
この本と出会えたおかげで、今の私はあります。もし出会えてなくて、以前の考え方の私のままだったらと想像すると。。。。。。。正直、自分でぞっとします(笑)。相当、生きづらかっただろうなぁ、と。
自分の人生を、おもいっきり楽しみたかったら、ぜひ!(^^)!