お久しぶりの更新です(*^^*)
今日、アウトプットするのは「一対一でも、大勢でも、人前であがらずに話す技法」、森下裕道さんの書かれた本です。
この本にも、本当に助けられました(*^^*)
私は、小学校4年生くらいの時から、自他ともに認める、極度のあがり症で、異常なほどの緊張症(笑)なんです。
以前このブログでもアウトプットした「嫌われる勇気」のページでも書いたように、人の目や、人にどう思われるかが気になる、気になる・・・・・
そして、その結果、かってに自分で自分のハードルをあげちゃって(だれもそんなに私に期待してないのに笑)、自分でそのプレッシャーにおしつぶされるという・・・・
例えば、私が小学校5年生の時に参加させてもらった、市の水泳大会でのはなし。
私は、小学校の水泳の「練習」では、まったくもって緊張しないので(笑)、選考のための記録会の時、たまたま自分の力以上の力を発揮してしまいました(>_<)
結果、まぐれで(笑)小学校の水泳の代表選手に選ばれてしまいました。
そして、本番当日、市の大会に出場するも・・・・あまりのスケールの違い(プールの大きさや深さ、観覧者の多さ、出場者の多さ)に、泳ぐ前から震えが止まらなくなり、顔色が悪くなり、貧血をおこして、泳ぐ前にリタイアする・・・・という泣きたくなるような結果に終わりました(;_;)
わたしの緊張トラウマ(笑)のひとつです。
(今でも、私の母は、この話を面白おかしく、私の子供たちに伝え続けております(>_<))
そんな感じで、大人になってからも、どうしても人前で話さなければならない時などは、緊張で、声は震え、嫌な汗がどこからともなく湧きでてきて、手も足もがくがく、口がかわくので話しにくくなって、より一層無駄な力が入り、どんどん早口になる、その結果、自分が話したことなどほぼ覚えていないという、泣きたいくらい情けない状態におちいります(;_;)
終わった後は・・・もう・・・しばらくは放心状態です(+o+)
なので、できるだけそういう立場にたちたくないというか、たてない私は、そういう機会をそーっとさけて生活していました。
そんな私に、どうやってもさけられない試練が舞い降ります(笑)
それは、長女が小学校に入学するときにやってきました!
じつは、私の住んでいるところは、山の奥のおく(*^^*)
長女が通う小学校の新一年生は、全員で7人です・・・・もちろん1クラス!
全校生徒あわせても、60名位なんです!
長女の一年生のお友達が7人ということは、もちろん、その年の1年生で新しくPTAに入る親も7家族しかいないということになり・・・・必然的に、役員・・・すなわち大勢の前で話す機会が多い役目が、避けられない・・・・・のです(;_;)
入学して、最初の学級PTAで役員決めがあります。
なんとか・・どうにか・・ならないかと、笑顔で悪あがきもしてみましたが(笑)、やはり7名では、さけようもありません・・・
7名みんなが、それぞれ役につき・・・もちろん私も例外ではなく、「大勢の前で話す機会の多い役」に決まりました(;_;)
「こどもたちの為です(笑)」と、担任の先生に笑顔でいわれれば・・・頑張るしかないなぁという気持ちにもなりました。。。。。
でも、決まった後も、やっぱり心の中はもやもやでいっぱい(笑)、これまでの、緊張にまつわる、にがーい経験を思い出してしまうと、どうやっても自分に自信がもてなくて不安な気持ちに押しつぶされそうでした(>_<)
・・・・でも、毎回緊張して無意味に疲れるのはいやだ!と、どうにか現状をかえたい私は、その足で本屋に直行しました。。。。。
やはり、こまったときは本屋です(笑)
そのときに、出会えたのが、この「人前であがらずに話す技法」でした(*’ω’*)。
(ここから本の内容にふれます)
結論からいうと(笑)・・・・私・・・救われました!この本に。
もうほんとうに感謝です。
一回読んだだけでも、効果絶大(*^^*)でした。
なかでも、私に効果があったポイントを2つ紹介しますね!
「見られている側から、見ている側にかわる」
これは、わたしにとってまさに目からうろこでした(笑)
壇上や、前にたって話していると、みなさんから一斉にみられるので緊張するんですが、ちょっと視点を変えて、前にたっていても、自分の話を聞いてくれている一人ひとりを観察するように話すことで、緊張やふるえがとまるそうです。
また、緊張するからといって、聞いてくれている人をみないようにしたり、下を向いたまま話をしたりすると、なおさら緊張は増すのだそうです。
まさしく、私は、「緊張するからみないようにする」タイプでした(笑)
この秘策を知ってから、話を聞いてくれている人を、一人ひとり観察する練習をするうちに、だんだんと緊張がゆるんで、人前で話すことが楽になれました。
ずーっと下を向いている人もいれば、にこにこと相づちをうってくれている人もいる、つめをいじっている人もいたり・・・・と、ほんとうに、向こう側の人はいろいろなんです(笑)
「自分のことしか考えていない」
これも、まさしく私のこと(笑)
この本で言われるまでは、気づけなかったけど・・・
自分では人の目を気にしてないつもりでも、緊張するということは・・・・
「頭がいい人におもわれたい」とか、「すごいとおもわれたい」とか、「失敗したくない」などの意識が少なからずはたらいているからだそうです(笑)
まさに、自分のことばーっかり考えているということで、貴重な時間をさいて、私の話を聞いてくれている方々のことなどこれっぽっちも考えてはいなかったわけです(>_<)
これがきっかけで、私も、私なりに聞いてくれている相手のことを思って、内容を考えて話すようにしたら、不思議とふるえがとまるようになりました。
去年の4月に長女が小学校に入学して、今はもう2月です。
わたしの1年間のPTA活動も、そろそろ一旦終了します。
この1年の間、最低でも2か月に1回は、苦手だった「人前で話す」ということを繰り返してこれました。
この本のおかげで、人前で話すことが「苦手だった」という表現をつかえるようにもなりました(笑)
この本のプロローグに「あがりや緊張から解放されれば、明日からの人生が変わります!まるで別人のように、人生が楽しくなるし、階段を駆け上がるかのように成長していきますよ。」とかいてあります。
読む前は、「いやいや、ここまでは・・・・・(笑)」と思って、読み始めちゃいましたが、わたしにとっては、まさにこの通りの変化が、一年を通して徐々に自分の中でおきているように感じています。
自分で、今の自分におどろいてますけど・・・・緊張がまったくないわけではないですよ(笑)、緊張はします。
でも、今は、人前で話すことがいやではないですし、話している途中で、聞いてくださっている方と目があうことも多くなりました。
そして、自分で話した内容もよく覚えています(笑)
話す内容を考えることも、話す練習も、めんどうに感じなくなりました。
ここで紹介したのは、たった2つのポイントだけですが、この本の中には他にも、緊張をほぐすためにその場で使えるテクニックや、トレーニング、重要な考え方が満載です!
もし、「きんちょうする~」と悩んでる方は、ぜひ読んでみてくださいね!
いまより、きっと楽になれると思います(*^^*)