今日、アウトプットするのは、~「ほめ日記」をつけると幸せになる!~。
手塚千砂子さんが書かれた本で、イラストはたかはしみきさん。
私がほめ日記なるものを、初めて知ったのは、長女の小学校でひらかれた、親子講座に出席したのがきっかけでした。
その日、私たちは、講師の先生から、ほめ日記について、自分をほめるということがいかに大切かについて、自分たちが無意識に使っている言葉が、いかに脳に影響を及ぼしているか、などにについて、詳しく、わかりやすく教えて頂き、親子で楽しい時間を過ごすことができました。
ちなみに・・・長女は、この日から、「長女のほめ日記」を、たまにさぼってはいるようですが(笑)、ぼちぼちと、彼女のお気に入りのノートに、継続して書き続けています。
わたしも、長女には及びませんが(笑)、自分のペースで、「私のほめ日記」をすこしずつ継続中です。
その講座を受講してから、もう少しほめ日記のことを詳しく知りたくなった私は、ネットで検索して、この本と出会いました。
(ここから、本の内容にふれます)
人は、ほめられたり、感謝されたりすると、なんだかいい気分になりますよね(*^^*)
これって、ほめ言葉が脳に刺激として伝わった瞬間に、脳内ホルモン(セロトニンやドーパミン)の量が増えて、気持ちが安定して、心が元気になるのだそうです。
そして、そして、なんと!このほめ言葉、人からほめられても、自分で自分のことをほめても、脳内に同じ効果がでるということが、わかってきたそうなんです。
なかなか、人からほめられることってないですよね。
でも自分で自分のことをほめるのは、いつでも、どこでもできちゃう(*^^*)
そして、自分で自分をほめることで、うれしい3つのおまけがついてきちゃいます。
1つめは、自分のいいところをみつける習慣がつく。
2つめは、客観的に自分を見られるようになるので、自分の欠点もプラスにもっていくことができる。
3つめは、「誰も、ほめてくれないなぁ~」と、不毛な不満をためるより、さっさと自分で自分をほめて脳を喜ばせると、ストレスがたまらない。
慣れるまでには、すこし練習が必要ですし、恥ずかしさ・・・もなかなかふっきれませんが(笑)、ずっとほめ続けていると、だんだんなれてきて、自分をほめることが気持ちよくなってきちゃいます。
羞恥心をすて(笑)自分のことをほめ続けていると、いつのまにか、それが習慣になり、脳の中には、いつのまにか、プラス思考の「ほめ回路」ができあがってくるそうです。
でも、ほめ言葉などのプラス言葉とは逆に、「私なんか・・」、「わたしには無理・・」、「自信がない・・」、「どうせ・・・」という風に、毎日、マイナス言葉ばかりを使ったり、ネガティブなことばかり考えていると・・・・・・・それが、日常のくせになり、脳の方には、ほめた時とは真逆の効果があらわれ続け、どんなときにもネガティブ思考に考え方がかたよってしまう、「マイナス回路」ができあがってしまうそうなんです。
ほめ日記のつけ方は、とてもシンプルです。
「わたし、歩くことができてすごい!」「わたし、毎日洗濯してえらい!」などなど、小さいと思えることでも、そんなのあたりまえじゃん!と思っているようなことでも、とにかくどんなことでもいいので、プラスのポイントをみつけて、自分で自分をほめる。
そして、そのみつけたポイントを、ほめ言葉を使って、ノートに手書きで書いていきます。
手書きで書くことで、前頭前野が刺激され、ほめ日記の効果が、さらに増すんだそうです!
そして、ほめ日記を書くときには、絶対に「マイナス言葉」を使わない。
実際に、その日、失敗したり、落ち込むことがあったとしても、そのまま書いちゃわないで、発想をプラスに変えて、日記を書きます。
たとえば、ダイエットしてるのに食べすぎちゃったとき・・・なんかは、「今日はすこし食べすぎちゃったかも、でも、そのことに気付けた私はすごい!」
とにかく、文の締めは、ほめ言葉で終わらせる(笑)。
これが、大事です。
私自身も、「ほめ日記」」と出会い、もうすぐ、1年弱がたとうとしていますが、小さいことでイライラしてしまったり、もやもや考えてしまったり、他人のせいにしたりすることが、少なくなってきたように感じます。
これは、もう自分の中の感覚なので(笑)、絶対!とはいいきれないのですが・・・、
自分が、この頃なんだか安定してきているなぁと、少しでも感じることができているので、今でも、ほめ日記を続けていられるんでしょうね(笑)。
この本の中には、他にも、ほめ日記に慣れてきた時のステップアップの方法や、続けるために必要な言葉のエッセンスなどがたくさんつまっています。
・・・・時には、自分をほめてみませんか?